創業時はまず、やることがたくさんあります。特に、顧客の獲得や売上を作ることなど、現金を獲得することが優先されるのは当然ではあります。が、ある程度、経営が安定してきたら、将来のこと、明日ではなく、来年、再来年のことを考えていく必要があります。
創業者の方だけでなく、既に安定的に企業運営をしている中小企業経営者の中でも知らない人がおられるこの
「小規模企業共済」
ですが、一番のお勧めです。特に、一人でやっている企業や個人事業主さんにおすすめです。
「中小企業経営者の退職金制度」とよく言われます。詳細は、小規模企業共済のページをご覧ください。
ざっくり説明すると、経営者の退職金制度ですが、良いところが三つほどあります。
たとえば、毎月7万円の掛け金(これが最大)をかけると、年間84万円になります。この84万円は損金として落ちますので、100万円の利益があったとしても84万円を引いて16万円にのみ、税金が課税されます。大きいです。
「毎月7万円は無理」という場合は、少ない金額でも続けておくことが大事です。将来の老後のため、検討してみてください。
他にも順次紹介します。