あなたが他人よりうまくできることを新事業にできないか

他の人よりも優れたところというのは誰にでもあるものです(と信じたい)。


小学校などでも、勉強はあまりできないけど走るのは得意だとか、逆に運動はからっきしだけど、勉強は好きだとか。


他の人よりもうまくできることがあれば、それは新事業の種になるかもしれません。

できるということは練習しているはず

普通の人は、「天才」ではないことが多いので、練習せずになんでもすぐできるということはありません。

大抵、練習しているものです。場合によっては楽しんで練習し続けているものです。

練習しないとうまくできないことというのは、誰にでもすぐできるということではありません。

 

つまり、そこには差があるはずです。

時間的な差、スキル的な差、品質としての差、アイデアとしての差などなど、きっと存在します、差が。

イラストレーターを例にしてみましょう

友人のイラストレーターに書いてもらった筍
友人のイラストレーターに書いてもらった筍

全てのイラストレーターがそうだとは言いませんが、多くのイラストレーターはきっと絵を描くのが好きなのではないでしょうか。

 

彼ら、彼女らは絵を描くのが好きでたくさん描いて、たくさん練習して、スキルを高めてきたはずです。

イラストレーターではない私が彼ら、彼女らと同じ仕事をやれるようになるまでには、恐らく気が遠くなるほどの長い時間が必要でしょう。

 

恐らく、膨大な時間を使って、お金を使って、努力している彼ら、彼女らと絵の素人では雲泥の差があるでしょう。

そう考えると、自分が他の人よりも優れているのではないかと思える分野では、他の人が追い付こうとすると時間がかかるはずです。

そして、追いついてくるまでには私たちはまた違う地に進んでいることでしょう(もちろん、継続的な努力をしているという意味前提です)。

それを高めたら事業化できないか

既に他と差がついているものですから、それをさらに高めたとしたらどうでしょうか。もちろん、上には上があるでしょうから、簡単にはいかないかもしれません。

 

が、自分ができるというものの場合、その分野については多少なりとも知識もあります。

結果、自分の上にいる人たちがどういうことをしているかというのも知っていたりもします。

 

そこに差別化できるような要素はないか、競争する土俵をずらしてしまうことは不可能かなど、考えていくのもいいのではないでしょうか。

 

ヤマト運輸さんは「物を運ぶ」ということができたわけですが、他の物流業者さんでも同じことができるわけです。恐らくはじめはヤマト運輸さんよりも他の物流業者さんの方が大きい企業だったのではないでしょうか。

しかし、ヤマト運輸さんは土俵を変えてしまいました。つまり、法人相手だったものを個人相手にずらしてしまった。結果、そこには郵便局ぐらいしか競争相手もおらず、郵便局のサービスを上回る物流サービスを個人に提供することで他の物流業者さんを凌駕してきたわけです。

 

自分ができること、自社ができることをよく考えて、それをずらすということ、検討できませんか。

新事業の種、一緒に探します → まず、一度、お問い合わせください