自社が持っているノウハウを棚卸して新事業の種を探す

自社が持っているノウハウ、棚卸しませんか?

自分の会社が持っているノウハウ、棚卸したことがありますか。実は、従業員の方が思ってもみないノウハウを持っていたりするかもしれません。

「そんなもの、うちの会社にないよ」

という一言は、よく聞く言葉です。

中小企業がそんな特殊なノウハウを持っているケースなんてないって、決めつけています。

もちろん、テレビで取り上げられるようなすごい技術を持った企業もありますし、とんでもない職人技なんて言うのもあります。

そういうのを見ると、「うちにはそんなものはない」と決めつけたくなります。

 

でも本当にないですか?

 

絶対的に誰にも負けない、というものはなかなか難しいかもしれません。

しかし、「競合のあそこに比べれば、この点では勝っている」とか、「同じものを創るんだけど、うちの方が素早くできる」とか、そういうことはありませんか。

そういうものを棚卸して、こういうことならできるという前向きな種を見つけて欲しいのです。

 

その種を新事業へ転用することを考える

そして、その種を転用することを考えて欲しいのです。

すごく簡単な例では、レストランや飲食店がお弁当を作るというようなことです。とてもシンプルで誰でも思いつくことでもいいんです。

 

上にある写真では「樽をバーナーで焼いています」が、きっと均等に焼くにはノウハウがいるのではないかと想像します。

たとえば、この均等に樽を焼くノウハウを他に転用できないものでしょうか。

私にはすぐは思いつきませんが、建築資材などを自然のままに使いたいというユーザーさんには受けるかもしれないですね。

 

この樽はお酒を入れるのに使われると想像されますが、違うものを入れたらどうなるのでしょうか。

ウイスキーを入れそうですが、ウィスキーでないお酒を入れたらどうなるのでしょうか。

そういった想像を働かせてほしいのです。

 

棚卸してみてください

さあ、では、自社内にあるノウハウ、棚卸してみてください。

どんなノウハウがありますかね。

 

革靴を作るメーカーさんなら革の見極めは上手でしょうね。

取り都合をどうするかとかも、上手にできるでしょう。

革の取り扱いももちろん上手でしょうし、革の組み合わせにもノウハウがあるかもしれません。

いろいろな金具を使ってもいるでしょうし、そうしたものの特徴もよく知っているでしょう。

 

そして、そういう知識を何かほかに転用できないかとアイデア出ししてみましょう。

靴やかばん、財布などの小物以外で革が役に立ちそうな分野はないだろうかと考えてみましょう。

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