継続的な売上のために


継続的に売上を確保するためには、2つのポイントが大事です。

ひとつは、新規のお客様を獲得することです。

もうひとつは、既存のお客様に購入し続けてもらうことです。

そんなことはわかっていると思いますが、あらためて考えてみましょう。

売上の源泉は何か

これもわかりきったことと思われるかもしれませんが、売上の源泉について考えてみましょう。

 

売上は、客数と平均売上の掛け算です。

B2BとB2Cの両方をやっている場合は、問屋や小売業の流通系の顧客と、直接消費者に分かれます。そしてそれぞれが新規と既存に分かれます。

 

平均売上の方も同じように分解できます。

 

注文回数や注文あたりの売上を上昇させるのは、クロスセル、アップセルというやり方をしますね。客数を増やす方は、上述の販売促進手法も使えるでしょう。

 

一番、大事なのは、新規のお客様を獲得し、既存のお客様を維持することです。


信頼関係を構築して注文を取る

既存顧客からリピート発注を得て売上を維持、拡大するためには、注文を取らねばなりません。

 

注文をもらうためには、信頼関係があり、忘れられない存在になっていることが大切です。

 

接触回数を増やすことで、時々、思い出してもらえ、そしてそれが注文獲得につながるのではないですか。

 

心理学的にも、接触回数が多い方が、人は相手を信頼するということです。

 

ただ、気をつけたいのは、「営業的な」接触回数を増やせばいいということではありません。たとえば、毎月のように自動車ディーラーから電話がかかってきて、「新車いかがですか?」と言われたら、(接触回数が増えるから)みなさんは信頼しますか?私はしません。

 

接触する方法やその内容も大切です。「感謝」を伝えるならどうでしょうか。

  • 見積を依頼されたら、依頼されたときに感謝
  • 見積を提出するときに感謝
  • ご質問をいただいたら感謝
  • 注文をもらったら感謝/もらえなくても感謝
  • 商品を出荷したら感謝
  • 入金をもらったら感謝

他にも、新製品情報を送りながら感謝したり、何かメディアに取り上げられたらお知らせついでに感謝したり、売り込みではない接触回数だって、やり方によって十分に増やせます。


PDCAをしっかり回す

PDCAの回し方はいろいろありますが、いずれにしても計画を立てて、データをきちんととり、顧客を分析して、改善策を練る、これに尽きます。詳細はまた別途、書きたいと思います。