何か新しいことをやってみたいって思ったりしていませんか。
たとえば、英会話とか、プラモデル作りとか、ゴルフとか。
そう、そういう趣味っぽいものでも構わないんです。一歩踏み出すもの、ありませんか。
新事業を始めたいと思っているご自身が「あれ、始めたいな」と思っているものですから、そこにニーズが存在するわけです。少なくとも1人のニーズはそこにある。
日本全国には1億人を超える人たちが住んでいます。そこにはきっと自分と同じニーズを持った人がたくさんいるのでは?
地元密着の場合には少々厳しい面も出てくるかもしれませんが、新事業の種としては悪い選択ではないでしょう。
ニーズが存在するんだから。
しかし、あなたはその新しいことを始めていない?
なぜ、その新しいことに手を出していないのですか?
どんなハードルがそこには存在していますか?
もしかしたら、その業界ではそのハードルの存在は当たり前でどうにもならないと思われているのでは?
だとしたら、そこには少々のリスクと、チャンスがあるのでは?
業界の外にいるからわかることもある。
「それができないのは過去から当然と思われている」
なんてことを、誰かに覆されるなんてことは往々にしてあります。
たとえば、ヤマト運輸さんがやっている「宅急便」。
開始する前は個人の荷物を物流業者が運ぶなんて業界では非常識だったと聞きます。
しかし、ヤマト運輸さんはそれを覆してしまった。
英会話といえば、教室に行って先生とやるものという常識はいまやありませんね。
DMM.comの英会話も、NativeCampという英会話もオンラインで完結しています。
ましてや、Nativeでない英語を第二言語としている人たちが先生になることによって価格破壊されています。
誰かが「こうだったらいいのに」と思うことは、他の人もそう思っていると考えると、あなたが「始めたいなぁ」と思っていることももしかしたらたくさんの方々が持っているニーズかもしれませんよ。
この手の話をすると良くある反論が
プロダクトアウト的発想であり、良くない
というものです。
確かに、まったく何も考えないプロダクトアウトは良くないでしょう。が、上述のように最低1名のニーズはあるわけです。ニーズがゼロではない。
もう少し詳しいことは、「プロダクトアウトは時代遅れか?マーケットインへの転換が必要?」も読んでみてください。
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