事業計画を作る

ここでは、新事業を進めるにあたり、必要な資金調達をするための事業計画について考えてみましょう。特に、自社にとって新しい事業をするわけですし、取引先の金融機関も心配することもあるでしょうから。

なお、この事業計画では「直接金融」は視野に入れていません。当方個人が考える新事業開発は、ベンチャーキャピタルなどに投資を依頼するようなものを対象にしていないためです。

まず、どんな項目を書いたらいいか、考えてみましょう。

• 書けるなら企業理念や座右の銘など、これだけは大切にしたいというもの
• 自社の強み、弱み、外部の機会と脅威などの環境分析：いわゆるSWOT分析というやつです
• 目標の姿、状態：VISIONなどと言われます
• 撤退する条件：期限としきい値を決めておきます（これは金融機関には内緒でもいいです）
• 初期投資額とその資金調達方法
• 収入と費用、利益の目標値：年次で作れればベストですが、３年後、５年後の目標でもOK
• 目標の姿に到達するために解決しなければならない課題と対策：できるだけ論理的に
• 対策を実行するスケジュール

といったところでしょうか。相手が何も知らない人と想定して、できるだけ詳しく書けるといいでしょう。

それぞれの項目に何を書くかについては、下のフォーマットをダウンロードしたうえで、各項目の内容の説明を読みながら書いてみてください。

自分で書くのがきついという方は、当方がヒアリングしながら書き込むことも可能です（有償です）。お問い合わせください。

事業計画が完成し、資金調達などのめどもついたら、まずは新事業のノウハウを貯めましょう。