アナログで管理する


時間管理、タスク管理はデジタルが良いように感じますか?

アナログの方が全体的に早いし、書くという動作や

自分の文字を読むという行動が実は管理を精緻化します。

手帳で未来を管理する

デジタルでいろいろな情報を管理する時代。でも、実は時間管理、つまり未来の予定ややること管理は手帳のほうが良いと私は考えています。なぜなら「読みやすいから」。そして、達成感を持てるから。

 

零細企業の場合、ひとりひとりの時間管理、やること管理が事業を左右します。それをきちんと手帳で管理して未来をみえるようにしたいところです。

 

手帳は読み物

私の持論ですが、「手帳は読み物」です。

 

なぜなら、未来の予定やタスクを書き込んで、それらをきちんと読むことによって、予定を実行したり、タスクをこなしたりするきっかけになるからです。

 

もし、手帳に書いただけで読むことを怠ると、予定を飛ばしてしまったり、タスクを忘れてしまったりします。それでは手帳で仕事を管理する意味がなくなります。

 

だから、常にタイミングを見て手帳を読む必要があるのです。

スマートフォンより手帳は人間向き

スマートフォンやタスク管理ツールなどを使うと、「リマインダー」という機能があります。

 

スマートフォンやタスク管理ツールを立ち上げておかなくても、メールやアラームで「あんた、これやってないよ」と教えてくれる。とてもいいメリットです。

 

ただ、電源やシステムトラブルなどで、スマートフォンなどが使えなくなることもありますから、その点ではちょっとしたリスクもあります。

 

また、スマートフォンなどはざらっとした手触りがないので、まさにスマートではあるのですが、人間ぽくない。そして、実は時間がかかる。

 

スケジュールを見たり、書き込んだりするのには紙のほうが圧倒的に早かったりします。

 

時間管理、やること管理をやりたければ手帳を活用

これは私的な感覚なので、論理的ではないし、帰納的としてもサンプルが足りないと言われてしまうでしょう。けれど、時間管理ややること管理ができて零細企業経営者は「手帳を読んでいない」場合が多い。

 

これは実は、手帳だけではなく、スマートフォンで管理していても同じです。リマインダーなどに依存していて、それを読まない人は結局のところ、予定を忘れていたり、タスクを放置したりします。もちろん、他にも要因はありますけどね。

 

手帳に必要なことを書き、それを頻繁に読んでいる零細企業経営者は、予定を忘れないし、タスクもしっかりと管理します。そして、そこに目標管理の要素を入れ込めば、少し先の未来に向けてベクトルを合わせた予定やタスクを書き込め、実行できることになるのではないでしょうか。

 

読み物としての手帳に意味がある

「時間・スケジュール管理」は、手帳として当然の機能です。これがなければ、手帳とは言えませんね。何時から何時まで誰とどこで打ち合わせをするのかといった情報は手帳に書くのがやはり効率がいいですし、それを読み物とすることによって、自分自身の予定を管理できます。

 

あまりたくさんの予定がない人は、月間のスケジュール表や机上のカレンダーなどに書いても十分です。しかし、これは人によって違うので、難しいところです。それでも読んだ方が良い。

 

タスク管理は手帳でなくてもできる可能性があります。たとえば、メモ用紙などに書き込んでおくことも可能でしょう。ただ、私の使い方ではタスクは独立した紙に書きません。システム手帳の中に入っているし、タスクは基本、週間スケジュールのページに一緒に書いてあります。なぜなら、目に入るようにするためです。

 

タスクリスト(ToDoリスト)を別の紙に書く人がいますが、当方はあまりお勧めしません。そのページをめくらねばならないので、目に入る確率が下がってしまうからです。いつも読むページに書いておくのが得策です。