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不動産売買業の新事業開発支援

この不動産売買業者の事業概要

この不動産売買業者は都内に立地していますが、仕事のほとんどは地方で行っています。地方の物件を開拓して取得し、用途の合った顧客を探し出して販売する事業者です。社長一人で進めており、売上は社長の負荷がいっぱいになれば頭打ちになります。

 

そこで、社長は負荷がいっぱいになっても売上が伸ばせる新事業を作ろうと考えました。しかし、未経験の分野が多くあり、外部の知見を得ようと当方に相談にいらっしゃいました。

 

新事業の概要と課題

新事業はいわゆる「マッチングサイト」です。コンテンツは不動産関連のもののため、社長にも知見があり問題ありませんでした。しかし、ウェブの知識やシステム開発の知識についてはほとんど持っておらず、どのように進めるべきかはわかりませんでした。

具体的な課題として、

  • システム開発を効率的に進めるにはどうするべきか
  • 外部に委託するとしても業者をどのように選択するべきか
  • 契約などをどのように進めるべきか
  • 開発工程で出てきた問題をどのように管理すべきか

などがありました。

 

提供した助言と効果

当方のシステム開発の経験を元に、上述の課題に対して助言を提供しました。特に、ユーザーとして、発注者としてやるべき事を助言し、要求定義の重要性を認識してもらいました。また、契約はできれば、二段階契約を進め、要求定義段階で相手の事業者を見極めるよう助言しました。

 

開発工程で出てきた問題については、当方が伴走支援して相談をうかがうようにしました。

 

最終的に、納期ギリギリで一部の機能を諦めてリリースし、その後、開発を継続しました。現在は、全予定機能をリリースして、今後はサービスを続けながらシステム改善を続けています。