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デザイン会社の新事業立ち上げ支援(2022年12月)

企業概要

この企業は従業員4名の小規模事業者です。メディア関係の会社を顧客として、デザイン提供をしています。紙ものだけでなく、画像やウェブ関連の処理やデザインなど幅広く対応しています。

固定客がしっかりついているので、売上はある程度安泰ですが、代表としては将来に一抹の不安を持っており、新事業を立ち上げて多角化し、安定性をさらに高めたいという狙いもありました。

また、従業員が趣味でやっている奉仕事業がありましたが、それが大きくなってきてしまい、会社の時間を使うようになったことも影響してきました。せっかくなら会社の事業としてそれをやってマネタイズしようという方向に舵を切ったのです。

 

新事業立ち上げの課題

この新事業立ち上げでは、「どのようにマネタイズするか」が課題でした。

しかし、当社の代表を含め、社員全員、デザイン関連の仕事以外では経験がほとんどなく、どんなマネタイズの方法があるのかについて、アイデアが出せない状況にありました。

そこで、外部の知見を入れようと言うことで、公的な窓口に相談に来られ、コンサルティングを望まれた次第です。

 

企画、計画の策定

窓口相談では、当方から考えられるビジネスモデルの種類を複数挙げ、助言を提供しました。どの案にも興味を示されておられましたが、その中で特にビジネスとして具体化できそうなものは次の二つでした。

  1. 有料コンテンツビジネス
  2. ドロップシッピングを活用したサブスクリプションサービス

です。この2つについて、企画を検討することになり、計画策定をコンサルティングしました。

 

今後の方向性

この記事を書いている時点では、計画を策定中ですが、アイデアが出たことで社内は活性化しているようです。

次にこの企業の話を書くときにはきっと、コンテンツビジネスの方の立ち上げ計画ができあがって、実際にビジネスとして動き始めているのではないかと期待しています。

 

コンテンツビジネスがうまくいけば、その顧客基盤を使ってサブスクリプションサービスもうまくいくものと想像しているところです。実行段階のコンサルティングも依頼を受けたところです。

 

2023/2/15公開