企業概要
当社は、少々特殊は化粧品を委託先工場で製造し、卸売り、および消費者への小売り販売している。
社長を含め、3名で運営している小規模事業者である。
卸売りは一般的な問屋を通して、小売店に販売している。一方、消費者への販売は各種イベントやインターネット販売を進めている。
抱えていた課題
小規模事業者であり、広告宣伝費を大きく投資するようなことはできません。
また、人的な資源も少ないので、絨毯爆撃的な飛び込み営業などもできません。
結果、小売店への卸は問屋に依存している状態で、問屋の営業力の強弱が売上の波になる状態でした。
一方、消費者への販売は定期的なイベントで販売しており、ある程度の売上がある。しかし、B2Bほどではない。
また、インターネット販売の方もB2B経由でネット販売している小売店があり、競合しているため、あまり売上が芳しくない状態であった。
販売促進策の提案と実施フォロー
次の手順で販売促進策を提案し、実施フォローを半年間、進めました。
- 販売促進方法の全体像を説明(顧客の状態別)
- 当社にあう販売促進方法の選択
- 選択した販売促進方法に優先順位を付ける
- 優先順位の高い販売促進方法を1つずつ実施する
小規模事業者であるため、一度にいろいろな販売促進方法を進めることはできません。
そのため、優先順位を付けて、ひとつずつ実施することで、中長期的な視点で販売促進を進めるのが得策です。
即効性はありませんが、「アピールを続けること」が大事であることを理解してもらい、続けてもらっています。