事業者の概要と課題
都内で、主にアパレル関連の商品デザインなどを行っている事業者で、小規模(5名程度)です。デザインなどには精通し、デザイン力、提案力はあるものの、マーケティング的視点が乏しく、「良いサービスなのだが、知られていない」という状態でした。
主な助言と支援
まずは、自分たちの良いところをあらためて見直すことから始めました。いわゆるSWOT分析やこれまでの仕事の成果などを見直し、自分たちの事業を明文化しました。
事業の姿を明文化したことで、自分たちのよりどころがどこかということがわかり、デザイン提案などでの動きが変わりました。これまでも意識はしていたものの、提案時にコンサルティング的要素が入り込み、顧客の獲得にプラスに働きました。
守秘義務の関係で具体的な明文化した文章をここに明示できないのが残念ですが、マーケティング的視点から作られた自分たちの姿をよくあらわしたものでした。
その後
もともと、デザイナー集団のため、経営的視点が乏しかったため、その点での知識も提供し、少しずつ経営の仕方が変わっているようです。今後、さらにその管理方法なども含めて高度化されていくと期待しています。