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精密機器製造業 在庫管理の仕組み構築コンサル(2006年8月~2009年9月)

在庫管理システムを入れたいという相談だったが、、、

こちらの相談ははじめ、在庫管理システムを入れたいという相談でした。どんなものを作っているのかを確認するため、現場を見せていただいたのですが、残念ながら、整理されていない状態でした。

そこで、お願いしたのが、「在庫品の通箱への投入」でした。

通箱へ在庫品を分類して入れ、何が何個入っているのかをカードに書いて貼っておく。

いわゆる「見える化」と言われるやつですが、個人的にはそれよりも「定置定物」の意識です。

 

次に行ってみるときれいになっていた

その後、在庫品の整理が進み、再び訪れてみると、現場がかなりきれいになっていました。

現場がぐちゃぐちゃだったときには、間違った発注が発生したり、在庫品を探す時間がかかったりしていましたが、それらは解消。

5Sの基本を実践するだけで、生産性が変わることがわかりました。

 

システムはいらなくなったが、、、

ということで、在庫管理システムを入れたいという要求は、不要になりました。なぜなら、在庫がだいたい見えるので、効率がある程度上がったからです。

が、社長はさらなる効率アップを目指して、簡単なものですが在庫管理システムを導入されていました。さらに効率は上がったでしょうね(最終導入までは社内で実践)。