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飲食関連事業者のホームページ戦略支援

飲食店と、飲料の小売をしている事業者が事業内容の変更に伴って、ホームページをどうしていくべきか、相談にいらっしゃいました。

 

事情:飲食店の閉店

当社は永年、都内で飲食店を経営されておられましたが、コロナ解消後も飲食店の需要が回復せず、特に、二次会需要が消えたことで、業績が大きく悪化しました。

このため、飲食店の閉店を決め、実際に閉店しました。

 

いわゆる飲食店ポータルの情報は、ポータルサイトに閉店した旨を伝えることしかできませんが、自社が開設した飲食店の紹介サイトをどうするか検討することになりました。

 

現状の把握

飲食店のサイトとは別に、飲料の小売も別サイトで運営しています。このため、この2つのサイトをどう運営していけば良いかに悩んでおられました。

 

現状を把握するため、サイトの契約情報などを確認したところ、二つのサイトは同じレンタルサーバーでWordPressを運用しており、ドメインだけが別になっていました。

 

経営者の意向の把握

現状を説明し、選択オプションをいくつか提示しました。

その中から、経営者の意向に合うものを選んでもらうようにしたところ、「小売サイトはそのまま運用し、飲食店サイトはドメイン契約期間終了後、解約して見えなくする」ということになりました。

 

実際の作業

その後、具体的にどのような作業が必要かを助言して、支援は終了しました。

この経営者はサイトに関する知識はほとんど無い状態で、別の公的支援窓口にて作業そのものを代行してもらっていた様子でした。

ここまで公的支援でやると、実際には公的支援の窓口に行けなくなったとき、困るのは事業者です。

その旨を経営者に理解してもらい、今後は多少のコストを支払っても専門の事業者に依頼するか、自身でできる範囲でのサイト構築を進める旨、助言しました。

 

以上